株式会社 奥村組

外断熱

なぜ外断熱が良いのか

住宅の断熱には、主に内断熱外断熱の2種類があります。
内断熱の家とは、グラスウールなどの断熱材を柱と柱の間に充填する家で、断熱先進国の北欧や北米の大部分の住宅も、この方法で建てられています。
これに対して近年、注目を集めて建築棟数が増えているのが外断熱の家です。
柱、梁をすっぽり断熱材でつつむため、構造躯体部分での温度差が小さく結露も極めて起きにくくなります。また、柱・梁で木材が直接空気にふれることで、木材の呼吸が促進され、耐久性の向上に寄与します。

外断熱の家 内断熱の家
外断熱の家 内断熱の家
駆体の内部が空洞となるため、配管・配線の施工が容易。 壁内の筋交い・コンセント・配管などが障害となり、きっちりした断熱材の施工が困難。

外断熱の家のメリット

断熱材が柱などの外側にあるため、断熱材が切れ目なく連続し、安定した高い断熱性・気密性が実現できます!また、外気温の影響を受けにくい構造であり、四季を爽やかに暮らせます。

結露の心配がほとんどなく、結露から生じるカビや、ダニの心配も少なく家族が健康に暮らせます。
優れた断熱性能で、省エネ住宅を実現。冷暖房コストが大幅に節約できます。
家全体の温度差が少なく、高齢者に優しい温室のバリアフリー化が達成できます。
屋根裏が内断熱のように高温にならないので、小屋裏部屋などの空間利用ができます。
外側に断熱材があり、柱の間の空間利用ができます。

外断熱の家 内断熱の家
外断熱工法により、柱の間を有効に活用できます。 小屋裏が住空間として有効に活用できます。

標準の外断熱の家

外断熱の家 内断熱の家
[床下断熱構造] [基礎断熱構造]

断熱、省エネルギー基準は、新省エネルギー基準と次世代省エネルギー基準があります。
お客様のお住まい方や快適性のご希望に沿ってお打ち合わせさせていただきます。
小屋裏空間を小屋裏居室にする事が出来ます。ご希望に沿った小屋裏居室を、ご提案させていただきます。
高断熱、高気密住宅は24時間計画換気をいたします。

ワンランク上のハイブリッド外断熱の家

ここが違う!ハイブリッド外断熱の家

「ハイブリッド外断熱の家」の最大のテーマは、"冬暖かく""夏さわやか"から、「四季を爽やかに」進化させることです。一般的な高断熱・高気密住宅(外断熱、内断熱工法)の最大の難題は、断熱材を透過してしまう"輻射熱対策"です。
特に夏は、強烈な輻射熱の小屋裏への「熱こもり現象」は、爽やかさと、断熱メリットを半減させ、冬季は、低温輻射熱が室温を下げ、省エネ効果を低減させています。この難題の輻射熱対策として、新たに6層の断熱構造(通常は5層断熱構造)を採用し、理想の断熱構造を実現させました。
さらに、外壁通気で家全体を空気断熱し、四季の気温差に順じ、床下ダンパーの開閉と小屋裏寒気を効果的に連動させています。
例えば、夏期はダンパーを開き内壁空間を通気・排熱ラインに変身させ、冬季は、ダンパーを閉じ内壁空間を蓄熱、保熱層に変身させ、床下空間では、地熱利用(夏24℃・冬14℃)が可能な基礎構造にし、爽やか効果と省エネ効果の相乗効果を向上させました。

これからの「ハイブリッド外断熱の家」のさまざまな工夫は、温室のバリアフリー化を向上させ、高齢者にも優しい住まい空間からは家族全員の安心と笑顔があふれます。
また、地震国日本で安心、安全にお暮らしいただくために、「ハイブリッド外断熱の家」を耐震・制震・免震の「地震に強い家」にアレンジすることも大きな魅力です。

ハイブリッド外断熱の家(6層断熱構造)

ハイブリッド外断熱の家(6層断熱構造)
外断熱の家 内断熱の家
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